■鑑賞日
2017/06/04(日)
■劇場名
ヒューマントラストシネマ有楽町 シアター1(有楽町)
■監督
河邑厚徳
■出演
笹本恒子, むのたけじ, 谷原章介
■感想
決して政府による言論統制などではなく、新聞社自身が身を守るために口をつぐむ。それが戦争というものなのだ。終戦の日に新聞社を辞めた後も、ジャーナリストとして新時代を生きる日本人たちに語り続けてきたむのたけじの言葉に、背筋が寒くなり、そしてひどく悲しくなった。私たちは何も学ばず、また同じ過ちを繰り返そうとしているのだ。では、私たちはどう生き、どこに向かえばいいのか?時代に屈せず自分らしく生きてきた女性たちを見つめ続け、そして自身もまたその一人である報道写真家の笹本恒子が、その手本を示してくれている。
■評価
☆☆☆☆(これは日本の百年を見つめ続けた２人がどう生きたかではなく、私たちが今日からどう生きるべきかを知るための作品。)
■コピー
いくつになっても現在進行形 死ぬ時 そこが 生涯のてっぺん
■混雑度
多少混雑してます。
■上映期間
2017/06/03(土)〜
2017/06/30(金)