2017/02/18(土)

有楽町スバル座(有楽町)

チュス・グティエレス

クーロ・アルバイシン, ラ・ポローナ, ラ・モナ, ライムンド・エレディア, ニーニョ・デ・オスナ, ラ・サルバオーラ, マノレーテ, マリキージャ, ルシア・ガリード・グアルディア, エル・ニーニョ・デ・ラス・アルメンドラス, マリア・ラ・コネハ, ペペ・アビチュエラ, ハイメ・パロン, パルミラ・マジャ, ラ・ペジャ, ラ・トリニ, フアン・アンドレス・マジャ, アルバ・エレディア, ラフィ・エレディア, アントニオ・カンポス・ムニョス, チョニコ, チョンチ・エレディア, サラ・エレディア・フェルナンデス, クラウディア・ラ・デブラ, ヘスス・デ・マリア, パキータ・エレディア, ルイス・マリアーノ・レネド, ラ・ニトラ, ラ・クキ

インタビューに答えるのは、フラメンコ発祥の地とされるグラナダで伝統を受け継ぎ、自らの血肉として人生を送りながら、その衰退と再生を目の当たりにしてきた人々。言わば生き証人の彼らは皆60〜80代。杖をついて歩き、白内障の手術を受けると言い、自身のふくよかな身体を笑う高齢者たちだが、ひとたび洞窟のステージに立てば、弾き手として、歌い手として、踊り手として、まるで炎のようにメラメラと燃え上がる。スクリーンを通してさえ伝わってくるその熱気もまた、苦難の歴史を生き抜いたロマたちが受け継いできたものだろうか。

☆☆☆☆(洞窟フラメンコの魅力が凝縮。彼らのパフォーマンスをもっとじっくり堪能したくなる。)

受け継がれる、情熱の血。

多少混雑してます。

2017/02/18(土)〜 2017/05/26(金)

有楽町スバル座では3/3までの上映。アップリンク渋谷で上映中。