2018/12/07(金)

TOHOシネマズシャンテ スクリーン1(日比谷)

R・バールキ

アクシャイ・クマール, ソーナム・カプール, ラーディカー・アープテー, アミターブ・バッチャン

妻ガヤトリと幸せな新婚生活を送っていたラクシュミ。しかし、高価な生理用品が買えず、不衛生な布を使っている妻を心配した彼は、自らナプキンを手作りすることに。そんな彼を、村の人々や家族までもが奇異な目で見始めるが、ラクシュミは研究と調査に明け暮れ・・・。

男女に社会的な差があってはならないが、生物的な違いはある。だからこそ、その違いを乗り越える努力が(特に男たちには)必要だが、そこには今もタブーという壁が立ちはだかる。一途な愛とそれ故の愚直さでついに壁を打ち破る主人公こそ生身の英雄だと、本作は称える。

☆☆☆☆★(コミカルでドラマチックな展開にインド映画ならではのミュージカル・シーンも用意しつつ、シリアスな社会的テーマを巧みに織り込んだ秀作。)

「愛する妻を救いたい――。」その想いは、やがて全女性たちの救済に繋がっていく。

かなり混雑してます。

2018/12/07(金)〜 2019/02/21(木)

TOHOシネマズシャンテでは1/17までの上映。シネクイントで上映中。