■鑑賞日
2018/05/12(土)
■劇場名
ヒューマントラストシネマ有楽町 シアター1(有楽町)
■監督
ラウル・ペック
■出演
ジェイムズ・ボールドウィン, メドガー・エヴァース, マルコム・X, マーティン・ルーサー・キングJr., サミュエル・L・ジャクソン
■感想
作家ジェイムズ・ボールドウィン(1924-87)が遺した言葉と、彼と交友のあったメドガー・エヴァース（1925-63）、マルコム・X(1925-65)、マーティン・ルーサー・キングJr.(1929-68)の生涯を通じて、アメリカにおける黒人差別の深層を探る。そして、その根底には無知と、それゆえの恐怖があると指摘する。奴隷制度廃止も公民権法制定も、表層的な問題の解決に過ぎないのだと。作品には、所々で現代の映像や写真が挿入されている。差別と暴力が彩る米国史は今へと続き、本質は何も変わっていないのだ。
■評価
☆☆☆☆★(S・L・ジャクソンのナレーションも素晴らしい。ボールドウィンの言葉の一つひとつが、深く沁みる。)
■コピー
自由と正義の国アメリカ、その差別と暗殺の歴史
■混雑度
かなり混雑してます。
■上映期間
2018/05/12(土)〜
2018/06/22(金)